後期研修について

TRAINING

ごあいさつ

さぁ、はじめましょう!
こんにちは!福井大学整形外科のホームページにアクセスしてくださってありがとう!私は、福井大学整形外科教授の松峯昭彦です。

皆さんは、これまで外科・内科・小児科・救急医療などのコア診療科を中心とした研修を、頑張っておられることかと思います。初期研修の2年間は、医師になる為の重要な基礎固めの時期ですので、幅広くそしてなるだけ深く、思いっきり勉強してください。

さて、このホームページにアクセスされた方は、整形外科に興味・関心を持たれているに違いありません。ここでは、整形外科の魅力と、その素晴らしい整形外科を習得するための、我々の研修システムの特徴を簡単に説明します。

人が人らしく活動するためには、運動器(神経、腱、筋肉、靱帯、関節、骨・軟骨など)のスムーズな連動が不可欠です。これら運動器の一つでも障害を受けると、充分な活動ができなくなるばかりか、生命予後にまで大きな影響を与えることが近年の研究で判明しています。整形外科は、このような人にとって極めて重要な運動器全般を扱う診療科です(図1)。

超高齢化社会に突入した我が国では、運動器疾患の患者さんの数は大変多く、全診療科の中で、内科に次いで2番目に多い数となっています(図2)。また、自覚症状別に見ても上位の症状は男女とも運動器疾患であることがわかります(図3)。さらに、要介護となった理由を調べますと、関節疾患、骨折・転倒、脊髄損傷の運動器疾患を合計すると、24%にもなり、すべての原因の中でトップとなります(図4)。今後、超高齢化社会がさらに進むことを考えますと、整形外科の重要性はますます増加して行くことは間違いありません。

整形外科の重要性は高齢者医療だけではありません。東京オリンピック開催を控えて、アスリートのスポーツ障害の治療・予防の重要性は、大きくクローズアップされています。私の専門は骨・軟部腫瘍ですが、がん医療の高度化により、骨転移患者数は急増しており、その治療に整形外科医が積極的に参加することが求められています。また、関節リウマチに対する新しい分子標的薬が次々と出現していますが、関節障害を正しく判断し、正しい治療のできる関節リウマチ専門医はまだまだ不足しています。高度化している手外科や足外科領域も専門医不足です。まだまだ開拓されていない領域が沢山残されている。それが整形外科なのです。

さて、我々、福井大学整形外科が目指している整形外科医療についてお話しします。整形外科は、単に体のパーツを修繕するための診療科ではないと私たちは考えています。超高齢者は複数の箇所に運動器疾患を抱えています。スポーツ選手も複数箇所に故障を抱えています。福井大学整形外科は、整形外科専門分野や体の各パーツのスペシャリストを取りそろえていますが、チームワークを駆使して運動器全般をトータルに診療し、高いレベルで社会復帰、スポーツ復帰させることを目指しています。現在、全国的には細分化の方向にありますが、我々の整形外科医療は専門分野を持ちつつ、チームワークが発揮できる素晴らしい体制を整えることに成功しました。

また、我々の施設は比較的小さな規模にもかかわらず、整形外科基礎研究、臨床研究において、非常に高い評価を受けています。患者さんの治療に多くの時間を割きながらも、問題意識をいつも持ち、その問題点を解決するための研究を同時に進めていることに、君たちは驚くかもしれません。また、多くの仕事をやっているにもかかわらず、ワークライフバランスが見事に取れていることにも驚くと思います。

良い医師になる為には、他の施設での研修や研修は不可欠です。私、松峯はこれまで、東北、関東、北陸、関西、中部圏で多くの人脈を形成してきました。また、海外にも多くのネットワークを構築しています。良い医師になる為には、コミュニケーション能力を鍛えることが重要です。是非、我々のプログラムに乗り、整形外科の大海原に漕ぎ出してください!

私達が君にできることは、ただ一つ。君たちが、素晴らしい整形外科医になれるよう、最大限のサポートをすることです。

さあ、はじめましょう!!
整形外科は運動器全般を扱う診療科
運動器疾患の患者さんの数は多い
自覚症状の人口(1,000人あたり)
介護が必要になった理由

研修方法と応募方法

研修方法
参照資料
整形外科専門研修プログラム整備基準及び付属資料(日本整形外科学会HP

研修プログラムダウンロード

応募方法

応募に必要な以下の書類を郵送またはメールで下記に送って下さい。
選考は面接で行います。
必要書類の一部はお問い合わせ下さい。

必要書類

  1. 申請書
  2. 履歴書
  3. 医師免許証(コピー)
  4. 臨床研修修了登録証(コピー)あるいは修了見込証明書
  5. 健康診断書
募集期間 7月末日頃から
選考期間 9月1日頃から随時
問合せ先 〒910-1193
福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
福井大学 学術研究院医学系部門医学領域器官制御医学講座 整形外科学分野
担当: 松峯 昭彦(研修プログラム統括責任者)

Tel: 0776-61-8383
Fax: 0776-61-8125
Mail: seikei@ml.cii.u-fukui.ac.jp
病院見学の申し込みについて 福井大学附属病院は随時、病院見学を受け付けております。
お気軽にご連絡ください。

福井大学整形外科の手術件数と内訳

福井大学整形外科の手術件数と内訳