医療・企業関係者の方へ

MEDICAL / BUSINESS PERSON

整形外科学はorthopaedicsが示すとおり、小児の脊柱変形の矯正、予防を対象とする学問として始まりました。
今日では、整形外科学の対象は新生児から高齢者に至るまであらゆる年齢層に及び、その範囲も脊椎のみならず四肢における疾患、外傷全般にわたっています。

また、高齢化社会、少子化に伴い国民の健康に対する意識が変化し、運動機能の重要性が認識され高いQOLが望まれているため、整形外科学は極めて重要な領域であるとともに、重大な責務を負っていると考えます。

私たちは、こうした要望に応えるべく臨床的・基礎的研究を日々行っています。

整形外科学では、下記を中心とした臨床的・基礎的研究を行っています。

  1. 腫瘍専用人工関節の開発
  2. 骨・軟部腫瘍の新規治療薬の開発
  3. 骨・軟部腫瘍に対する温熱療法併用薬物療法の開発
  4. 人工神経、骨延長などの生体力学研究
  5. 邦人に適合する関節手術用機器の開発
  6. 脊髄運動ニューロンの細胞生物学と組織修復
  7. 本邦人に適合する人工股関節の開発とその生体力学研究
  8. 膝関節疾患の生体力学および病理学
  9. 動作解析を用いたヒト歩行のリハビリテーションとスポーツ医学
  10. リウマチ性疾患